「さらば、写真」東京写真展
2月22日(土)
|Moon Gallery & Studio


Time & Location
2025年2月22日 13:00 – 2025年2月26日 19:00
Moon Gallery & Studio, 台東区北上野2-3-13 上野ダイカンプラザ102
About the event
本展覧会「さらば、写真」東京写真展は、2019年に中国で設立された若いアート・チーム「蔵山Art common」により企画されます。
2019年、コロナ禍の始まりとともに、「蔵山Art common」の前身である「Zang未来」映像コミュニティが発足しました。これは、多くの中国の若手アーティストが集うアート写真のグループでした。
2024年、ポストコロナ時代において、「蔵山Art common」は社会の大変革の中で中国古典の隠者になぞらえ、「Zang未来」から「蔵山Art common」へと改名しました。写真を通じて、心を癒すアートの隠れ家を築くことを目指しています。
2025年、「蔵山Art common」は東京のMoon Gallery & Studioにて、中国の若手アーティストによるグループ展「さらば、写真」東京写真展を企画します。本展では、中国の写真界で活躍する有名な写真家から、「蔵山Art common」に集う写真愛好家まで、多様な出展者の作品を紹介します。
今の時代おいて、私たちはさまざまなメディアで、壮大な言葉が織りなす巨大な物語に取り囲まれています。それらは何度も何度も、私たちの生活の形を作り変えていきます。一方、それに対して個人の自己表現は珍しくなりつつあります。自身の感情に目を向け、本来の自分として喜びや哀しみを感じることこそ、今こそ大切にすべきことなのではないでしょうか。世界がどのように変わろうとも、私たちは常に人生そのものに立ち返り、自分の内面を知る必要があります。
「藏山Art common」は、広がり続ける壮大なナラティブの中で、写真という手法を通じて再び個人の文脈へと立ち返り、自己表現の場を生み出そうとしています。本展において、アーティスト一人ひとりが独立した個として、イメージというメディアを用いて感情を伝えます。そして、観る者もまた、それぞれの人生の記憶を携えながら作品を観賞することで、感情が交差し、個々の視点ならではのぶつかり合いが生まれるでしょう。
また、同じ東アジア圏に属する日本・東京において、中国の若手アーティストの作品が鑑賞者にどのように受け止められるのか、私たちは非常に楽しみにしています。異なる社会環境や文化的背景のもとで、この出会いが生み出す化学反応は、きっと素晴らしいものになるはずです。
狂喜乱舞に包まれる世の中で、私たちはあえて深く沈み込むことを選びました。中国語の「再見攝影」は、「もう一度写真に出会う」であり、「さようなら、写真」という意味でもあります。また、個人の文脈の中で遠ざかりつつある感情への「さらば」でもあります。